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真夏の京急 海を見下ろす丘から真っ赤な電車が見える [私鉄沿線(京急線)]

真夏の京急 海を見下ろす丘から真っ赤な電車が見える


京急こと京浜急行電鉄は1899年(明治32年)に川崎駅(後の六郷橋駅)から大師駅(川崎大師)間の営業を開始したのが始まりで大師電気鉄道という会社でのスタートでした
太平洋戦争中の1942年(昭和17年)に小田急電鉄とともに東京横浜電鉄に合併、1948年(昭和23年)に京浜急行電鉄として分離独立、現在の原型が出来上がりました
現在は、東京の泉岳寺から神奈川県横須賀市の浦賀や三崎口、逗子葉山、羽田空港へと総延長87kmの路線網を擁する大手私鉄のひとつとなっています



京急というと赤い電車というイメージの会社です。
多くの鉄道会社がステンレスむき出しの没個性色の車両を走らせている中で
ステンレスむき出しの車両にわざわざ赤色のラッピングを施して走らせるほど拘りを持っている会社です
そして何より京急の魅力は走行スピードでしょう。快特は時速120kmでガンガン走りますので、乗っていてもそのスピード感は気持ちのいいものです
三浦半島の真っ青な海と赤い電車のコントラストは撮影していても気持ちがいいです
そんな京急の赤い電車を暑いさなかに撮影に行ってきました

浦賀へ向かう本線と三崎口へ向かう久里浜線の分岐点 堀之内駅を俯瞰する


堀之内駅から10分ほど歩くと浦賀水道と線路を見下ろす小高い丘の住宅地にたどり着きます
東京湾入り口の浦賀水道は絶えずタンカーや貨物船など大きな船が行き来しています
浦賀行きの4両や6両の電車と三崎口へ向かう8両の電車がおよそ10分おきにやってきます



真夏の7月下旬のお昼前後です
頭上ほぼ真上から太陽が照り付けますので影がほとんどできません
平面的な絵に描いたような風景となりました



広角レンズにて空を大きく取り入れました
海岸線まで住宅が広がっています
夏雲を期待して出掛けたのですがほぼ快晴でした



画面左に見えるのは東京湾に浮かぶ無人島の猿島です
別に猿が住んでいるわけではありませんが手つかずの自然が残る島です



イエローハッピートレインがやってきました! なんかいいことあるかな?



三崎口に向けて森の中へ黄色い電車は消えてゆきました

山の縁にへばりつくようにカーブを縫いながら終点を目指す赤い電車


京急は海というイメージがあるのですが、横浜を過ぎると丘陵地帯を縫うように走ります
いくつものトンネルを抜けて小高い丘の裾のカーブを駆け抜けてゆきます



県立大学手前のトンネルを抜けS字カーブをやってくる電車を狙いました



こうしてみるとトンネルを抜けてS字カーブをやってくるのがわかりますね



8両の長い編成だととても絵になります



反対側にカメラを向けるとイエローハッピートレインが大きなカーブをやってきました
行き先が「高砂」となっていますが、都営浅草線に乗り入れ、さらに京成線まで乗り入れます



今度はブルースカイトレインがやってきました
青と黄色と赤、なんだか信号みたいです(笑)



はるか対岸は房総半島 浦賀水道を横目に見ながら三崎口を目指す



浦賀水道の対岸は千葉県の房総半島です。三浦半島の観音崎から対岸富津岬までの最狭部は6.5kmの距離しかありません
この狭い水道を幾艘もの船が行き来をしていて、その風景を見下ろす丘から赤い電車を撮影します





京急長沢駅にイエローハッピートレインが進入してきました
超望遠レンズで撮影しているので、たくさんの建物がひしめき合うように写っています



京急長沢を出発した電車は単線の築堤をゆっくりと進んできました
この場所はよく撮影ガイドなんかでも取り上げられるポイントです



続いて2100形電車がやってきました。片側2扉で、座席の向きは進行方向に向かって並んでします
追加料金がかからずこの車両がやってくると得した気分になるし、旅行している気分を盛り上げてくれます



引いて撮ってみました。カラフルな屋根の色と白い壁の家がいい感じです
そして穏やかな海、青い空、海の向こうに横たわる房総半島の島影
思わずコロナ禍である事を忘れてしまうような風景でした

京急の撮影を終えて


今回は、堀之内の住宅地からの俯瞰、県立大学のS字カーブ、京急長沢の浦賀水道俯瞰の3つのポイントから撮影しました
京急線のいいところは運転間隔が短いのでたくさん撮影チャンスがある
そして同じ赤色でも車両のバリエーションが多いので単調な写真にならない
そして、海あり山ありのいろんな構図が取れるのが魅力です

私が住む東京の下町からはちょっと距離があるので簡単には行けませんが
一旦出かけてしまうとお腹一杯になるくらい撮影枚数が稼げます
その分現像も大変なのですが大きな楽しみのひとつです
年内にあと2回か3回くらい出かけたいと思っています

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Cedar

京急はついつい京浜間の爆走体験に偏ってしまい、三浦半島方面には滅多に行かないのが現状です、空が澄んで気持ちよい季節に出かけてみようかな。
by Cedar (2021-09-15 00:53) 

あおたけ

三浦半島の青い空と青い海に
京急の赤い電車や黄色い電車が映えますね☆
たしかに近年はステンレス車が増えているなか
塗装車にこだわる京急は貴重な存在だと思います(^^)
そういえば来月のダイヤ改正によりこの区間の京急は
日中の列車が大幅に削減されてしまうんですよね・・・(・ω・`)
by あおたけ (2021-09-18 07:03) 

gardenwalker

★ Cedar さん
京急は京浜工業地帯を疾走するシーンと横須賀あたりの景色は違いますよねー
過ごしやすい気候になったらお出かけください

★ あおたけ さん
そうなんです! 久里浜以遠が間引きされてしまったんですよねぇ
まあ、利用率がコロナ以前からも平日の昼間は低迷していたので仕方ないですね
それはそうと、海バックに走る赤い電車はやはり魅力的です
1500がいつまで走るか不明ですが定期的に通いたいと思います
by gardenwalker (2021-09-19 21:30) 

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