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冠雪の日光連山と東武鉄道の車両たち 2021年冬 [私鉄沿線(東武線)]


2021年の暮れに東武鉄道を撮影に行きました
お目当てはこの春に引退となる350型電車と6050型電車です

最近、東武鉄道の撮影には都内の金券屋で東武鉄道の株主優待券を買って出かけるようにしています
普通運賃で行くと北千住から下小代まで1215円、東武日光から北千住まで1383円ですが(いずれもIC利用)
時期にもよりますが東武鉄道の株主優待券は1枚当たり650円から750円くらいで調達できるので片道分がほぼ浮く計算になります

浮いたお金で特急列車に乗ったり、お昼ごはんを奮発したりして結局使うお金は変わらないんですけど(笑)


板荷・下小代間 定番の撮影ポイント


撮影場所は板荷と下小代間の行川周辺の田んぼの築堤で
下小代駅を降りて歩くこと10分もかからないお手軽ポイントです

東武日光線は撮影ポイントがあちこち点在していますが
冬場は冠雪の日光連山と絡めるこの場所に訪れることが私の場合は多いです


はじめのうちは築堤下の田んぼの中を通る道路から撮影していましたが
どうも列車が山の下半分を隠してしまうので更に撮影ポイントを後方の橋の上とすることにしました


随分と日光連山が強調され列車の大きさと山のバランスが取れた感じです
しかし、川の上という事もあり風が無茶苦茶冷たくて難儀しました

以下、時系列でご覧いただきます
若干、立ち位置を左右に振って焦点距離や列車の長さに合わせて調整しました








この間に通過した特急以外の車両は全て20040型でした
1本だけ6050型2両の回送電車がありましたが油断していて撮り逃しました


お昼前後になって随分と雲が出てきました
列車に日は当たってますが、背景の山はマンダラ状態

きりふり号が通過してこの場所での撮影は撤収です
次の撮影ポイントである東武日光駅に移動しました

撮影ポイントの橋の上から少し移動しただけで体感気温は上昇
ほっと一息の瞬間でした



東武日光駅にて撮影


google map で東武日光駅周辺を見ると
JR日光駅のそばに「日光駅展望台」と記載された場所があります
ここはJRの線路を跨ぐ古くて少し怖い跨線橋がありまして
この跨線橋から東武日光駅に出入りする電車を撮影することが出来ます






土曜・休日に運転されている350型による特急きりふり号は14時ちょうどに東武日光駅を発車します
浅草から12:39に到着したきりふり号は東武日光駅に留め置きできるスペースがないために下今市駅まで回送されて発車の10分ほど前に再び東武日光駅まで回送されます
この場所では回送電車の到着と浅草行きの発車のシーンで2回撮影のチャンスがあります

絶滅寸前の6050型電車で帰途に


この日は少し早めに撮影を切り上げて東武日光15:32発の区間急行南栗橋行きを利用しました
この列車は運用を見ていたら6050で走るはずだったのでもしかしたら最後の乗車になるかもと思ってました
外観や社内の様子を撮影しましたが同じようなことを考えている方が割といらっしゃってました


東武日光駅1番線ホームに佇む南栗橋行きの4両編成の電車
ピカピカの車体は製造(更新)から30年以上経っている事を想像できません


車内にも行き先表示の案内があります
これはかつて浅草から6両編成の電車が3分割して行き先が
東武日光、新藤原、会津田島にそれぞれなるため誤乗を防ぐためのものです


整然と並ぶボックスシートは、これぞ旅行車という貫禄十分の設備です


この大型のテーブルで弁当を食べたり、カードゲームに興じたりしました


ひじ掛けの幅が広くなってますが
かつては引き出し式の灰皿がありました
車内で煙草が吸えた時代があったんです


手すりというのでしょうか
JRの急行型や近郊型の車両にも付いてましたよね

今回、往路は南栗橋8:24発の普通新藤原行きに乗りましたが
この電車と帰りに利用した電車以外に見かけた特急以外の車両は回送の1回を除き全て20040型でした
12月の時点でかなりの編成が20040型に置き換わっていたのには驚きました

過去画像から6050型の画像をピックアップ


1986年10月の野岩鉄道の開業に伴い、6000系を更新した車両と、増備用として新造した車両とがあり、急勾配や寒冷地の降雪対応として、抑速、抑圧ブレーキ、砂撒き装置を備えています。(東武鉄道車両紹介ページより引用)
ちなみに、6050型更新車のもとになった6000型は1964年(昭和39年)から1966年(昭和41年)にかけて44両が新製されたもので長いものでは通算すると60年近く活躍していたことになります。


板荷~下小代 2015年10月


栗橋~新古河 2015年11月


栗橋~新古河 2015年12月


北鹿沼~板荷 2016年4月


北鹿沼~板荷 2016年4月

6050型の記録は改めて記事のしようと思います。
→ (2022年3月)まとめ記事をアップしました
https://traway.blog.ss-blog.jp/tobuseries6050



★350型をまとめた記事はこちら
東武鉄道 350型電車 きりふり号 絶滅危惧種を追いかけて

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tochi

板荷・下小代間 定番の撮影ポイント
ここで撮影しているかたはよく見かけますね
いいポイントだと思います
この季節は綺麗ですね
by tochi (2022-01-28 22:25) 

あおたけ

日光連山がきれいに見える好条件、
冠雪した女峰山が雄大できれいですね(*´▽`*)
6050系は日光線での運用が減り、
今は鬼怒川線系統で最後の活躍をしているのかな?
あの味のあるボックスシートで旅ができなくなるのは、
ちょっと寂しいですね・・・(・∀・`)
ちなみに私も年末に350系を撮りに、
新古河のあたりを訪れていました(^^)
by あおたけ (2022-01-31 07:08) 

gardenwalker

★ tochi さん
はい、おっしゃる通り冬の東武日光線を代表する
撮影ポイントではないかと思います

★ あおたけ さん
新古河にでかけられましたか
私は対岸の栗橋ばかり出かけてまして
この冬は私も新古河に出かけようかと考えています
6050は本当に運用減りましたね
2月中に出来たら最後に一度行きたいです
by gardenwalker (2022-02-04 02:23) 

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