お疲れさまでした!長野電鉄の3500系マッコウクジラ(旧営団3000系) [ローカル私鉄旅情(信州・中部・北陸)]
2023年1月に長野電鉄から3500系電車が引退をしました
長野電鉄の3500系電車は、長野オリンピックを6年後に控えた1992年(平成4年)から1997年にかけて、普通列車の増発と老朽化した2500系(元東急初代5000系)や0系「OSカー」などの在来車の置き換え・車種統一を目的に投入された。先頭車(旧3000形)34両、中間車(旧3500形)3両の37両が投入され、長野電鉄の最大勢力車両となった。(Wikipediaより)
という経歴の電車で長野電鉄で1992年から2023年までおよそ30年間活躍しました。
3500系の前身は営団地下鉄(現在の東京メトロ)3000系電車で、1961年の登場から1994年の運用終了まで30年以上にわたり日比谷線にて活躍をしました。
車両の顔である前頭部を丸みを持たせたデザインがクジラに似ていることから「マッコウクジラ」の愛称で親しまれた車両でもあります。
1961年の登場から60年以上にも渡り活躍をしたマッコウクジラの晩年の活躍を既出ではありますがご覧いただきたいと思います。
長野電鉄 ハイライト撮影ポイントの一つ 夜間瀬橋
長野電鉄は現在、県庁所在地の長野から志賀高原への玄関口である湯田中まで運行されていますが
長野盆地の縁の中野市から湯田中への急こう配の起点当たりとなる夜間瀬川を渡る鉄橋に何度も通いました。
2018年9月5日
夏の名残の西日がギラリ
2018年12月2日
2018年12月2日
北志賀方面の山には粉砂糖を振りかけたような雪が
冬の到来を感じます
2018年12月2日
近年に見るステンレス車両とは趣が違うスタイルです
2014年7月20日
夏は緑一色の世界、なだらかな斜面には果樹園が広がります
急勾配を行く長野電鉄3500系電車
長野電鉄のHPによりますと、夜間瀬駅から上条駅辺りの区間は長野県内一番のきつい勾配が連続しており、駅の両側は40パーミル(パーミルは勾配の傾斜を表す単位。40パーミルは、1000m進むと40m上がる)の勾配です。とあります。
登山電車と見紛うほどの急な勾配を都会育ちの電車が行き交っていました。
まあ、東京の地下鉄も実はけっこう上り下りが激しかったりしますから、このくらいはヘイチャラだったのかもしれません。
2019年9月7日
夜間瀬駅から上条駅への上りを後追いで
2018年12月2日
夜間瀬鉄橋を下って来る列車を信濃竹原駅側から
2018年12月2日
夜間瀬駅と上条駅の中間くらい、背後の山は斑尾山だったか
2018年12月2日
上条駅を後に湯田中駅へ向かってラストスパートをかける電車
2019年9月7日
夜間瀬駅に停車する電車
2018年12月2日
果樹園の斜面から絶景を見下ろす
沿線に広がるのはりんご畑
長野県というとりんごの産地というイメージがあります
青森県に次ぐりんごの生産量を誇る長野県ですが、県内全域で生産されています。
北信地域では長野市や須坂市、山ノ内町、飯綱町がりんごの里として知られています。
まさに、この撮影地は山ノ内町で長野電鉄沿線にはりんご畑が広がっていました。
2019年9月7日
2019年9月7日
2018年9月5日
2018年12月2日
2018年12月2日
2019年9月7日
2018年9月5日
20年ほど前、フィルムカメラで撮影していた頃の雪が降る時期に訪れたことがありますが
あたり一面の銀世界でしたが、ものともいわず走っていた記憶もあります。
3500系の思い出
いろいろなシーンで3500系電車を撮影してきました
2018年9月5日 夜間瀬~上条
蔵のような建物が印象的だった上条駅周辺の風景
2018年12月2日 信濃竹原~夜間瀬
架線柱の形が印象的でした
2018年12月2日 信濃竹原駅
逆光に輝くレール
2018年12月2日 信濃竹原駅
木造駅舎、駅名の書体(フォント)が渋いです
2018年12月2日 信濃竹原駅
夕日に輝くマッコウクジラ
2019年12月1日 北須坂~小布施
松川の橋梁を渡る3500系電車。背後には紅葉した雁田山の姿が
2019年9月7日 朝陽~附属中学校前
有名なお立ち台ポイント
信州中野よりも長野寄りに走る運用は少なかったので下調べをしてから出かけました
東京メトロ綾瀬車両基地イベントでの3000系
2007年に東京メトロに里帰りを果たした3000系電車
トップナンバーの3001型車両はその後、営団地下鉄で活躍していた姿に戻されてから数年間
千代田線の綾瀬車両基地で行われるイベントに登場し構内を走る姿を見ることが出来ました
これは、おそらく2011年の冬のイベント時のもので、来場者を乗せて構内を走った時の記録です。
以上が、私の手元にある長野電鉄3500系電車の記録です。
こうして、改めて編集してみると結構長野まで通ったなあと思い出がよみがえります。
子供の頃に見た、そして乗っていた3000系電車ですが、長い間ご苦労様という気持ちで
長野から離れた東京から見送りたいと思います。
こちらもご覧くださいね
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薄紫色の空の一枚が、車体の色ともマッチしてて、特にいいなあと、思いやした!
by ぼんぼちぼちぼち (2023-01-29 09:22)
日比谷線の車両が田園風景
それも、リンゴ畑の中を走ると言うのは
なんだか、感慨深いものがありますね。
by 八犬伝 (2023-01-29 11:51)
おはようございます。
安曇野市もリンゴの産地ですよ〜〜〜。
シナノゴールドとかシナノスイートは今では青森県でも栽培されていますね。
ところで長野県はリンゴだけでなく他の果物でも一大産地ですよね。
更埴市(今は『千曲市』)のアンズ、モモ、ネクタリン、プルーン、ブルーベリー、数え上げればキリがありません。
by 静謐な一日 (2023-02-01 10:43)
一時的にブログ復活しました。
今頃の北信濃の辺りは雪一色なのでしょうね。
by U3 (2023-02-02 13:37)
★ ぼんぼちぼちぼち さん
ありがとうございます! あのカットお気に入りです^^/
★ 八犬伝 さん
そうなんです、日比谷線がりんご畑の中走るのって
とても不思議な感じがしますよねー
by gardenwalker (2023-02-03 21:47)
★ 静謐な一日 さん
安曇野市はわさび田や道祖神のイメージでした、私の中で
仰る通り、長野県は果物たくさんありますよねぇ
★ U3 さん
今の季節は学生の頃、志賀高原や白馬にスキーに行ったものでした
真白な雪景色でしょうねー
by gardenwalker (2023-02-03 21:51)