出雲坂根駅 延命水が湧く山間のスイッチバック駅 [国鉄型(山陽線・伯備線・木次線)]
前回は備後落合駅の記事をアップしましたが
今回は木次線のスイッチバックがある駅の出雲坂根駅にやってきました
備後落合駅は広島県にありましたが、出雲坂根駅は出雲が付く通り島根県の駅です
備後落合駅から出雲坂根駅までの距離は20km足らずの距離ですが
木次線の列車はのんびりと40分以上かけてやってきます
表定速度にすると30km/hしかスピードが出せないのですね
線路設備の関係で亀のような速度で走るローカル線
それに対しておろちループと呼ばれる整備された道路を走って列車を追いかけて来ましたが
20分ほどで出雲坂根駅に到着してしまい
備後落合駅で見送った列車を出迎えることにしました
備後落合駅で見送った列車がやってきた
一つ目のスイッチバックを折り返した列車は
ゆっくりと出雲坂根駅にアプローチしてきました
本当にゆっくりです
おかげで色々な構図を取ることが出来ました
ここで数分停車して、再び反対方向へ進路を取ります
数人の鉄が降りてきましたがタクシーやコミュニティバス(予約制?)で
備後落合方面へ戻ってゆきました
再び、木次線の単行列車は霧深い森の中へ消えてゆきました
奥出雲という言葉がピッタリの風景、お天気でした
延命水を汲んでみた
出雲坂根駅の前を通る国道と延命水と書かれた大きな看板
駅舎は2010年に建替えられた立派な建物ですが
一日当たりの乗降客は1人とか2人とかです
備後落合駅の周辺同様に人が住んでいる気配がありません
この日の朝にコンビニで買ったミネラルウォーターのペットボトルに汲んでみました
冷たくて美味しかったです
軟水ですね、まろやかで、トロっとして、甘い感じがしました
便秘気味の家族はこの水で調子が良くなったと申してました
さて、何故か狸の焼き物がありましたが
延命水の由来とは・・・
古老の伝えによれば、昔、狐や狸が多く、しかも寿命100年をこえたと思われる古狸が好み飲用したことから、里人も長寿の霊水と称して飲用をはじめ、そのうち延命の水と名付けられたと伝えられている
とのことです。
木次線の撮影はここで終了です
こちらもご覧くださいね
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良い雰囲気ですね。
ポイントにピントを合わせた写真いいですね。
by 八犬伝 (2022-10-09 12:09)
レンズの圧縮効果でスイッチバックの
線路の複雑さがよりかっこよく表現されていますね。
ここはバイクでも来れたので懐かしい場所です。
by 響 (2022-10-09 19:58)
わたし若い頃、松江発広島行きの急行でここを通りました。
時間かかったけれど面白かったです。
by ナツパパ (2022-10-10 09:37)
備後落合から出雲坂根へ、
車での移動だとすぐに列車へ追いつけそう(笑)
この区間の列車の車窓風景が壮大でいいんですよね(´ー`)
出雲坂根は目的地として降りたことはありませんが、
普通列車での交換待ちの際や、
トロッコの「出雲おろち号」だと長く停まってくれるので、
いったん駅を出て私も延命水を汲んだことがあります(^^)
by あおたけ (2022-10-12 08:09)
★ 八犬伝 さん
ありがとうございます
夏なのに肌寒いくらいの陽気でした
★ 響 さん
そうなんです!
響さんの記事を拝見して行ってみたくなったのもあったんです
by gardenwalker (2022-10-14 21:39)
★ ナツパパ さん
松江発広島行きですか!
今では高速バスが走るような所を鉄道が補完していたんですね
20年ほど昔に三次に行った時も芸備線を走る急行が走っていた記憶があります
★ あおたけ さん
備後落合から出雲坂根の区間、景色は仰る通り壮大なんでしょうねー
私はハンドルを握っていたので前しか見ていませんでしたが、本当に何もありませんでした
北海道の内陸を走っているみたいでした
by gardenwalker (2022-10-14 21:43)