鳥沢鉄橋を行き交う中央本線の列車たち [山景色(中央線・大糸南線・小海線)]
先月(2022年5月)山梨県大月市にある鳥沢鉄橋(新桂川橋梁)に撮影に行ってきました。
中央線の快速電車終点の高尾駅から211系普通電車に乗り換えて30分、都心からも1時間半ほどでアプローチできる割には周囲を山で囲まれ桂川を渡る鉄橋のダイナミックな景観が撮り鉄人気の高いスポットとなっています。
今回はのんびり朝ご飯を家で食べてから出かけましたので
午後の数時間ではありますが、いろいろな角度から新桂川橋梁を渡る列車を撮影しました。
全長513mの新桂川橋梁
新桂川橋梁(しんかつらがわきょうりょう)は、山梨県大月市の中央本線(中央東線)鳥沢駅 - 猿橋駅間にある、桂川(相模川)に架かる鉄道橋であり、中央本線最長の橋梁である。
東側が連続上路ワーレントラス式鉄道橋、西側は合成桁鉄道橋である。橋の全長は513 m(うち、トラス橋部分310.8 m[1])、河床からの高さは45.4 m である。(Wikipediaより引用)
田植えが終わった頃に訪れましたので水鏡の風景が撮影できました。
やはり夕方の風向きが変わるタイミングの凪の時間帯だけがそのチャンスでした。
以前、猿橋寄りの住宅街の高台から鳥沢鉄橋を望遠レンズで狙ったことはありましたが
こうして橋を見上げて撮影するのは初めてでした。
この鉄橋が供用開始したのは今から約50年前の1968年でしたが
それまでの旧線は梁川~鳥沢~猿橋と単線で桂川の河岸段丘に沿って大きく迂回していたようですが
新しい鉄橋によって河岸段丘の大地を一気にショートカットし速達化に貢献したようです
と言う訳で谷底のような場所からの撮影は太陽が早い時間に山影に隠れてしまうので
日没の2時間ほど前の午後4時過ぎには田んぼには日が当たらなくなってました
鳥沢駅から対岸の鉄橋の下までは徒歩15分くらいでアプローチ出来るので
比較的にお手軽な撮影地ではないでしょうか
鳥沢駅周辺にはかつての宿場町の風情が残ります
鳥沢駅を降りると国道20号線が並行しています。
日本橋を起点に内藤新宿から数えて22番目の宿場鳥沢上宿の古い街並みが一部残っています。
鳥沢の地名は江戸よりの犬目宿と甲府よりの猿橋宿と並んで十二支から付けられたといわれます。
甲州街道は、古甲州道をもとにして、江戸幕府によって整備された五街道の1つとして、5番目に完成した街道である。江戸日本橋または江戸城半蔵門から内藤新宿、八王子、甲府を経て信濃国の下諏訪宿で中山道と合流するまで44次の宿場が置かれました。(Wikipediaより引用)
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2022-06-21 20:00
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コメント(3)
新桂川橋梁、珍しい橋ですね!車両よりも橋に目が向きました。上部にのびるトラス部分が下部にあるのは初めて見ました^^
by tomi_tomi (2022-06-21 21:33)
いろいろな角度から望める鳥沢の鉄橋ですが、
下から見上げるアングルは橋脚の長さと
橋の雄大さが感じられて壮観です(*´▽`*)
そこを走りゆく長い編成の「あずさ」が
橋梁のダイナミックさにマッチして絵になりますね☆
by あおたけ (2022-06-25 07:03)
★ tomi_tomi さん
そうですね! トラス橋というと△△△というイメージですよね。
私が知っている限りは明治や大正時代にアメリカなどから輸入された古い鉄橋に同じようなものを見かけますが、昭和30年代後半から40年代に作られた橋では珍しいですね。
★ あおたけ さん
この場所をじっくり撮ったのは初めてなんですが
高低差、光線など、いろんな条件で様々な構図を取ることが出来て楽しかったです。
ところで、以前は9両と付属の3両の12両が定番の編成だったあずさも、昨今の諸事情で9両がスタンダードになって来てる気がしました。
by gardenwalker (2022-06-28 21:45)