渓流と里山を走る西武鉄道の電車を撮影してきました [私鉄沿線(西武鉄道)]
渓流と里山を走る西武鉄道の電車を撮影してきました
先月になりましたが、11月の週末に西武池袋線と秩父線に撮影に行きました
さて、西武鉄道の幹線としては池袋を起点とする池袋線と西武新宿を起点とする新宿線がありますが
池袋線を走る特急電車は終点が西武秩父で、西武秩父は西武秩父線の駅なんですね
どこまでが池袋線で、どこからが秩父線かと聞かれると飯能辺りが起点なのかと思っていましたが
今回、最初に向かったのは東吾野駅からほど近い高麗川に架かる鉄橋で
鉄橋脇にはすっかり黄色く色づいた大きな木がありました
この東吾野駅は実は西武池袋線でして、池袋線と秩父線の分岐は吾野駅だったのです。
西武秩父線は吾野から西武秩父までの区間を指すのですが、吾野までは1929年(昭和4年)に開業していたのに対し吾野から西武秩父までは1969年(昭和44年)までかかっていることが関係してくるのではないでしょうか。
吾野から西武秩父までは正丸峠があって、全長4kmを超えるトンネルがあることから開業の年代に違いがあったのでしょう。
と、歴史はさておき
やはり風景を見渡すとかなり山の中で風光明媚なところを走っている感があります
この場所でしばらく撮影をすることにしました
東吾野駅からお手軽アプローチ 高麗川の渓流と
この鉄橋がある場所は東吾野駅から徒歩数分でアプローチが出来るお手軽ポイントです
列車の接近は踏切の音が聞こえるので電車を待っている間は読書なんかをして過ごしました
橋の上から、河原に下りて、20mm、28mm、35mmあたりの広角系で撮影をしました
東吾野駅がすぐそばという事とカーブや勾配があるところなので
接近してくる列車はかなりスピードを落としてきますのでシャッター速度も1/500もあれば十分でした
横瀬のコンクリート橋を行く
横瀬駅から芦ヶ久保方向へ歩いて15分くらいでコンクリート橋に辿り着きます
最近、このコンクリート橋や周辺の風景を撮影しにやって来ることが多くなりました
背後の山は杉が植えられているからでしょうか、紅葉しませんね
ちょっと季節感がない写真になりそうでしたので
花が咲いていたのを無理やり構図に入れたりして見ました
秩父といえば武甲山
やはり、秩父といえば武甲山です
とはいえ、西武鉄道と武甲山を組み合わせることが出来るポイントは意外と少ないです
横瀬駅の電留線の境界くらいの道路脇から武甲山バックの撮影ポイントがありました
武甲山をバックに順光で撮影できるのは夏場の早朝か夕方だと思うのですが
この日は日没前の15時過ぎに半逆光の状態で撮影することが出来ました
ラビューの大きな窓が西日に浮かび上がる姿が格好良かったです
コスモスの花がまだ咲いていて、逆光に花びらが透けて浮かび上がるのもいい感じでした
ここで、今回の撮影は撤収となりました
これから更に空気が澄んできますので、この冬も秩父に行こうと思いました
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楓でしょうか、きれいに色付いた紅葉と
赤い鉄橋を渡る西武線の列車、
そして雲がなびく空もいい感じで、
秋らしい穏やかな鉄道情景ですね (´ー`)
武甲山をバックにしたラビューのカットも、
西日の半逆光がラビューの丸みを強調していて
お見事です☆
by あおたけ (2021-12-09 17:13)
★ あおたけ さん
ありがとうございます
この日は意外と薄雲が広がっていて
東吾野の鉄橋は被写体との距離が近いので
焦点距離を変えながら構図を調整しました
武甲山の逆光は山に日が隠れるギリギリのタイミングでした
ここはやはり日の長い時期の撮影がいいかなと思いました
by gardenwalker (2021-12-10 06:18)